注意
地震や水害による自然災害に遭った多くの医療機器は、そのまま使用できません。
浸水した又はその可能性のある医療機器は、外観に大きな損傷などがなくとも、電源を入れず、下記の事項に沿ってご対応いただきますようお願いします。
また、地震により転倒や落下、ときに施設内の漏水により水を被った医療機器も同様に、電源を入れず、下記の事項に沿ってご対応いただきますようお願いします。
診療用サクション破損個所確認手順
■ブレーカーの確認
・動力盤を確認してブレーカーをOFFにしてください。
注)電源配線に断線などがある場合、漏電や火災のリスクがあります。
電気の専門業者に一次側電源の点検を依頼してください。
■機械室の確認
・機械室内部に入る場合、扉を開けた際の荷崩れに注意してください。
・機器が落下や転倒していないか確認してください。
■配管の確認
注)床下配管や立上り箇所が破損している場合、漏水のリスクがあります。
配管設備の専門業者に、床下配管や立上り箇所に破損や外れが無いか点検を依頼してください。
・サクション本体と分離器の接続ホースが外れていないか確認してください。
・分離器と配管の立ち上がりが外れていないか確認してください。
・排水弁が脱落していないか確認してください。
・排水ホースが排水管に接続されているか確認してください。
■配線の確認
・診療用サクションの電源コンセントが確実に差さっているか確認してください。
・分離器線が外れていないか確認してください。
・その他機械室内部の配線が断線していないか確認してください。
■試運転
注)試運転の前には、必ず断線、漏電又は漏水の危険性が無いかを確認してください。
確認できない場合は、火災、感電などの危険性があることから試運転を実施せずに販売店又はメーカーへ点検依頼をお願い致します。
・主幹と各機器専用ブレーカーをONにしてください。
・サクション操作盤の電源ランプ2灯が両方点灯しているか確認してください。
・サクション操作盤の異常ランプが点灯していないか確認してください。
・サクションを吸引させ、吸引圧に異常がないか確認してください。
・サクション吸引させ、漏水箇所が無いか確認してください。
■販売店、メーカーの点検
・念のため、販売店もしくはメーカーの点検を受けてください。
コンプレッサー破損個所確認手順
■ブレーカーの確認
・動力盤を確認してブレーカーをOFFにしてください。
注)電源配線に断線などがある場合、漏電や火災のリスクがあります。
電気の専門業者に一次側電源の点検を依頼してください。
■機械室の確認
・機械室内部に入る場合、扉を開けた際の荷崩れに注意してください。
・機器が落下や転倒していないか確認してください。
■配管の確認
注)床下配管や立上り箇所が破損している場合、漏水のリスクがあります。
配管設備の専門業者に、床下配管や立上り箇所に破損や外れが無いか点検を依頼してください。
・コンプレッサーとエアードライヤーの接続ホースの外れや破損していないかを確認してください。
・エアードライヤーと配管立上りの接続ホースの外れや破損していないかを確認してください。
・オートドレンやドライヤーの排水ホースが排水管に接続されているか確認してください。
■配線の確認
・コンプレッサーとエアードライヤーの電源コンセントが確実に差さっているか確認してください。
・その他機械室内部の配線が断線していないか確認してください。
■試運転
注)試運転の前には、必ず断線、漏電又は漏水の危険性が無いかを確認してください。
確認できない場合は、火災、感電などの危険性があることから試運転を実施せずに販売店又はメーカーへ点検依頼をお願い致します。
・コンプレッサー本体の電源スイッチをOFFにしてください。
・主幹と各機器専用ブレーカーをONにしてください。
・コンプレッサー本体の電源をONにしてください。
・エアー漏れ箇所が無いか確認してください。
■販売店、メーカーの点検
・念のため、販売店もしくはメーカーの点検を受けてください。
口腔外、技工用サクション破損個所確認手順
■ブレーカーの確認
・動力盤を確認してブレーカーをOFFにしてください。
■機械室の確認
・機械室内部に入る場合、扉を開けた際の荷崩れに注意してください。
・機器が落下や転倒していないか確認してください。
■配管の確認
注)床下配管や立上り箇所が破損している場合、漏水のリスクがあります。
配管設備の専門業者に、床下配管や立上り箇所に破損や外れが無いか点検を依頼してください。
・口腔外用サクションもしくは技工用サクションと配管の立ち上がりが外れて
いないか確認してください。
■配線の確認
・口腔外用サクションもしくは技工用サクションの電源コンセントが確実に差さっているか確認してください。
■試運転
注)試運転の前には、必ず断線、漏電又は漏水の危険性が無いかを確認してください。
確認できない場合は、火災、感電などの危険性があることから試運転を実施せずに販売店又はメーカーへ点検依頼をお願い致します。
・主幹と各機器専用ブレーカーをONにしてください。
・口腔外用サクションもしくは技工用サクションの電源ランプ2灯が両方点灯しているか確認してください。
・口腔外用サクションもしくは技工用サクションの異常ランプが点灯していないか確認してください。
・サクションを吸引させ、吸引圧に異常がないか確認してください。
・サクション吸引させ、吸引漏れ箇所がないか確認してください。
■販売店、メーカーの点検
・念のため、販売店もしくはメーカーの点検を受けてください。